くだらない設定の中(笑)、俳優達は熱く物語を紡いでいた。 40人近くの俳優達が、圧倒的な台詞量をたたみかけるように客席に浴びせ、舞台上を走り回り、踊り、そして歌う。 その迫力と疾走感は、むちゃくちゃ心地よかった。 先日、私がつかこうへいさんの芝居を観たばかりだから感じるのかも知れないのだが、彼らの芝居は「つか芝居」彷彿とさせる。 「生」のエンターテイメントの魅力を存分に味わった感じ(笑)。 スポンサーに依存しきった、現代のTVのビジネスモデルが衰退している中、「生」のエンターテイメントが持っている可能性は非常に高い。 柿喰う客の公演に足を運んでいる多くは、20代の若者。 目の前の俳優達が台詞を話し、汗をかき 涙を流す。そこには「生」だからこそ感じられる何かがある。「生」で感じられるその何かを求めて、20代の彼らは劇場に足を運んでいるのだと思う。 こうした若い世代が劇場に足を運んでいる現状は、この勢いを持ってパワフルな芝居を作り続ける劇団と、演劇の未来を期待させる。 タイトルの「多い日も安心」は、王朝に君臨する女優が、常に新作を生み出す義務が課せられ、撮影の邪魔となる生理とどう向き合っていくのかというストーリーからつけられていると思われる(笑)。 ちなみに、観劇当日「多い日」の女性のお客様に、「多い日特典」として女の子の日の必需品を贈呈していたらしい(笑)。 私的には、そうしたばかばかしさ加減とか、物語に深みがないところとか、かなりツボだった。 そして、公演期間にあわせて、オリンピックや「24時間テレビ」をモチーフにした脚本はちょっと良い感じ。 さて恒例の気になった俳優シリーズは、今回も二人! まずは、私の知人の「七味まゆ味」さん。 立ち姿の美しさもさることながら、演技力の高さで、圧倒的な存在感をかもし出していた。 そして、主演の「深谷由梨香」さん。柿喰う客の専属フライヤーモデルでもある。 むちゃくちゃ美人なのに、思い切りの良い捨て身の演技を、ハイテンションで強烈している姿は、ムッちゃかっこよかった。 彼女たちには、是非うちの劇団、WHATCOLORに出演して欲しいと思った。 芝居全体的にとても良い感じだったのだが、やや脚本の構成の甘さが目についた。 評判によると、作・演出の中屋敷法仁氏の脚本は、深さはないが劇構成がとてもいいと言われているのだが…。 エンディングに心地よく帰結しないエピソードを、ちりばめ過ぎていた感じがした。 とはいえ、20代の劇団の中で、これほどクオリティが高く、個性的で、人気がある劇団に私は出会った事がない。 何度も繰り返してしまうが、この劇団に本当に将来性を感じる。 今後の彼らの活動に期待したい!
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くだらない設定の中(笑)、俳優達は熱く物語を紡いでいた。
40人近くの俳優達が、圧倒的な台詞量をたたみかけるように客席に浴びせ、舞台上を走り回り、踊り、そして歌う。
その迫力と疾走感は、むちゃくちゃ心地よかった。
先日、私がつかこうへいさんの芝居を観たばかりだから感じるのかも知れないのだが、彼らの芝居は「つか芝居」彷彿とさせる。
「生」のエンターテイメントの魅力を存分に味わった感じ(笑)。
スポンサーに依存しきった、現代のTVのビジネスモデルが衰退している中、「生」のエンターテイメントが持っている可能性は非常に高い。
柿喰う客の公演に足を運んでいる多くは、20代の若者。
目の前の俳優達が台詞を話し、汗をかき 涙を流す。そこには「生」だからこそ感じられる何かがある。「生」で感じられるその何かを求めて、20代の彼らは劇場に足を運んでいるのだと思う。
こうした若い世代が劇場に足を運んでいる現状は、この勢いを持ってパワフルな芝居を作り続ける劇団と、演劇の未来を期待させる。
タイトルの「多い日も安心」は、王朝に君臨する女優が、常に新作を生み出す義務が課せられ、撮影の邪魔となる生理とどう向き合っていくのかというストーリーからつけられていると思われる(笑)。
ちなみに、観劇当日「多い日」の女性のお客様に、「多い日特典」として女の子の日の必需品を贈呈していたらしい(笑)。
私的には、そうしたばかばかしさ加減とか、物語に深みがないところとか、かなりツボだった。
そして、公演期間にあわせて、オリンピックや「24時間テレビ」をモチーフにした脚本はちょっと良い感じ。
さて恒例の気になった俳優シリーズは、今回も二人!
まずは、私の知人の「七味まゆ味」さん。
立ち姿の美しさもさることながら、演技力の高さで、圧倒的な存在感をかもし出していた。
そして、主演の「深谷由梨香」さん。柿喰う客の専属フライヤーモデルでもある。
むちゃくちゃ美人なのに、思い切りの良い捨て身の演技を、ハイテンションで強烈している姿は、ムッちゃかっこよかった。
彼女たちには、是非うちの劇団、WHATCOLORに出演して欲しいと思った。
芝居全体的にとても良い感じだったのだが、やや脚本の構成の甘さが目についた。
評判によると、作・演出の中屋敷法仁氏の脚本は、深さはないが劇構成がとてもいいと言われているのだが…。
エンディングに心地よく帰結しないエピソードを、ちりばめ過ぎていた感じがした。
とはいえ、20代の劇団の中で、これほどクオリティが高く、個性的で、人気がある劇団に私は出会った事がない。
何度も繰り返してしまうが、この劇団に本当に将来性を感じる。
今後の彼らの活動に期待したい!
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