[公演]

身毒丸 復活 (公演終了)

公演の感想(詳細)

コウ
2008/5/30() 22:13
観劇日
2008/4/10
満足度
5.0
ストーリー
0.0
演出
0.0
キャスト
0.0
音楽
0.0
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ファンです
泣けた
切ない

久々に泣きました。(しかも途中からずっと…)
生で舞台見たからってのもあるけれども、それ以上に彼らの演技に惹きこまれました。あの異質な舞台背景もあるけれども、身毒と撫子の心に打たれてやまなかったんです。
一応ファイナルをDVDで見てましたけれども、正直難しいという印象を受けていたんです。けれども実際に見ると全然違うの一言。DVDでは感じることの出来なかったものが、どんどん自分の中に打ち込まれいくのが解りました。当たり前だけれども、演技する側もそれなりに経験を積んできた上で再構築するのだから前回と同じとは限らないというのもありますが、根底は同じなわけで結局そこまで今まで理解し切れなかった自分が恥ずかしくて仕方がなかったです


とにかく圧倒されました。感動して涙がでてくるなんて久しぶりかもしれない…涙腺が緩みっぱなしだったような気がする。藤原君や白石さんを間近で見れたこともそうですが、他のキャストの方の勢いが半端ない!これこそ魂の演技というのでしょうか


藤原君の演技が凄すぎて形容しがたい…。とにかく惹きこまれる惹きこまれる私は彼の演技で一番好きなのが、戦慄したり狂気的な演技をするところなんです。(デスノでも再認識しましたが、この年代で彼の右に出るものはいないと思います。)独特な雰囲気とあの声色がマッチしていて、より一層『身毒丸』の苦悩を現しているような気がします。人の本質を全力で表わしているから…。
撫子が身毒丸のことを「身体は大人でも心は子供」といいますが、初演から10年たった今だからこそまさに!!大人と少年の内と外のギャップを危うくも色っぽく現すことができたのではないでしょうか??(まぁ前の方が年代的には劇中の18歳設定と同じですけど。個人的にはこっちの方が好みかもしれない…う~ん見直さなくては!!)

穴の底で撫子と逢ったときの驚愕ぶりとあの息の合った演技が本当に繋がれているように見えました。さすが長く勤めただけありますよ。
ちなみに桶のシーンは逆位置だったのでほぼ斜めからしか見れなかった(笑)どちらかというと撫子がこっち側かな??


白石さんもとても良く透る声でビックリです。気迫の演技です、鬼じゃぁ~ってね
でも母として買われながらも女として生きたい。「十月十日の中身が知りたい」という言葉が響きます。本当の女として愛され、本当の母になりたい撫子が切ない。そして心が揺れ動く最中で見出してしまった身毒丸への無情にも歪んだ愛が何とも言えない。心の中で燻ぶっている気付きたくない『何か』を必死で昇華させようと奔走する姿がまた切なく映るのです。


禁断ともいえる2人の間にひしめく愛憎がひしひしと伝わってきます。
(しかし撫子のまさぐり方はエロスです羨ましいわ…)
イエという楔が壊れて、ようやく一個人として向かい合うことが出来た2人にとってあの日々はとても苦しいものだっただろうなと思います。

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